秋の福島県といえば、やっぱり楽しみたいのが紅葉。
山々が赤や黄色に染まり、湖や渓谷と組み合わさった景色は、夏とはまったく違った表情を見せてくれます。福島県は広く、標高の高い山間部から平地までさまざまな場所で紅葉を楽しめるのも特徴です。そのため、紅葉シーズンといっても、場所によって色づき始める時期や見頃が異なります。
「せっかくなら、今年の紅葉を見に行きたい!」
そんな人に向けて、今回は2026年の秋に訪れたい福島県の紅葉スポットをご紹介します。ドライブで楽しめる場所から、ゆっくり散策できる場所まで、タイプの異なるスポットをピックアップしました。
① 磐梯吾妻スカイライン|標高によって変わる紅葉を楽しむ

福島県を代表する紅葉スポットのひとつが、磐梯吾妻スカイラインです。
福島市の高湯温泉から土湯峠までを結ぶ全長約28.7kmの山岳観光道路で、最高標高は1,622m。
吾妻連峰の雄大な景色を眺めながら、秋のドライブを楽しめます。福島県の公式情報でも、紅葉を含めた四季折々の景色を楽しめる観光道路として紹介されています。
この場所の魅力は、標高によって紅葉の進み方が変わること。
2026年9月30日時点では、まだ全体としては紅葉の見頃前ですが、吾妻スキー場向かいの山々や、ねはん坂、吾妻小富士、浄土平湿原、樋沼周辺などで少しずつ色づきが進んでいます。
福島市観光ノートによると、例年は標高の高い鎌沼・浄土平周辺から紅葉が始まり、徐々に標高の低い場所へと移っていきます。
つまり、一度訪れて終わりではなく、時期をずらして紅葉の変化を楽しめるのも魅力です。
ドライブしながら景色を楽しみたい人には、特におすすめしたいスポットです。
※山岳道路のため、天候や道路状況によって通行規制が行われる場合があります。出発前に最新の道路情報を確認しましょう。
② 西吾妻スカイバレー|山と湖を一緒に楽しむ絶景ドライブ

紅葉ドライブを楽しむなら、西吾妻スカイバレーも外せません。
福島県北塩原村の桧原湖周辺から山形県の白布高湯温泉方面へと続く約17.8kmの山岳道路です。
特におすすめなのが、東鉢山七曲り付近の展望台。
ここからは桧原湖や磐梯山を一望でき、紅葉に染まった山々と湖を一緒に眺めることができます。
福島県が紹介する「ふくしまビューポイント50」にも選ばれており、ブナの原生林に囲まれた色鮮やかな紅葉が見どころ。紅葉のベストショット時期は例年9月下旬から10月中旬とされています。
ドライブそのものを楽しみながら、途中で展望台に立ち寄って景色を眺める。
そんな「紅葉×ドライブ」を楽しみたい人にぴったりのスポットです。
③ 五色沼|湖沼と紅葉のコントラストを楽しむ

車で移動するだけではなく、少し歩きながら紅葉を楽しみたいなら五色沼がおすすめです。
磐梯山の噴火によって生まれた湖沼群が点在する裏磐梯エリアは、季節によってさまざまな景色を楽しめる場所。
特に秋は、色づいた木々と湖沼の景色が組み合わさり、散策しながら写真を撮るのにも向いています。
福島県の「ふくしまビューポイント50」でも、五色沼の青沼が絶景スポットのひとつとして紹介されています。
五色沼の魅力は、紅葉だけを目的にしなくても楽しめること。
湖の色や周囲の森を眺めながら歩いていると、場所によって少しずつ景色が変わっていきます。
友人同士でのドライブはもちろん、家族での散策にもおすすめ。
歩きやすい服装と靴を用意して、ゆっくり秋の自然を楽しんでみてはいかがでしょうか。
④ 観音沼森林公園|水面に映る紅葉を楽しむ

「人が多い定番スポットだけではなく、落ち着いた場所で紅葉を楽しみたい」
そんな人には、下郷町の観音沼森林公園もおすすめです。
観音沼を中心に遊歩道が整備されており、湖面に映り込む木々や山、空の景色を楽しむことができます。
福島県の「ふくしまビューポイント50」では、観音沼森林公園について、立ち枯れの木や浮島、水面に映る木々など、写真を撮りたくなる景観がそろう場所として紹介されています。
紅葉の見頃は例年10月中旬から11月上旬。
遊歩道を歩きながら、角度を変えて景色を眺めてみるのもおすすめです。
同じ紅葉でも、山を見上げるのと水面に映った紅葉を見るのでは印象が大きく変わります。
カメラやスマートフォンで写真を撮りながら、ゆっくり散策してみましょう。
⑤ いわきの里鬼ヶ城|県南・浜通り方面でも紅葉を楽しもう
福島県の紅葉というと、会津や磐梯エリアを思い浮かべる人も多いかもしれません。
しかし、紅葉スポットは県内各地にあります。
浜通り方面で秋の自然を楽しみたいなら、いわき市の「いわきの里鬼ヶ城」も候補のひとつです。
標高887.3mの鬼ヶ城山をはじめとした山々に囲まれた自然豊かな場所で、例年10月上旬から11月中旬頃まで紅葉を楽しめるとされています。
紅、黄、深い緑など、さまざまな色が入り混じる秋の山を楽しめるのが特徴です。
磐梯・会津方面まで足を延ばすのが難しい人でも、県内の別エリアで秋らしい景色を探してみるのもいいでしょう。
2026年の紅葉は「見頃の時期」をチェックしてから出かけよう
紅葉を見に行くときに気をつけたいのが、スポットによって見頃が大きく違うことです。特に福島県は山間部と平地で標高差があるため、同じ日に県内を移動しても、紅葉の進み具合が違うことがあります。例えば、標高の高い磐梯吾妻スカイラインでは9月下旬頃から紅葉が始まり、徐々に標高の低い場所へ移っていきます。
そのため、
「10月に行くから大丈夫」
と考えるのではなく、目的地の最新情報を確認してから予定を立てるのがおすすめです。
紅葉巡りは「ドライブ+グルメ」も楽しみたい
せっかく秋の福島へ出かけるなら、紅葉だけで終わらせるのは少しもったいないかもしれません。紅葉スポットへ向かう途中で、その地域ならではのグルメを楽しんでみるのもおすすめです。会津方面なら喜多方ラーメンやソースカツ丼、猪苗代周辺ならそばやカフェなど、エリアによって楽しめる食事も変わります。また、秋は果物や新米など、食の楽しみも多い季節。
「紅葉を見る」という目的に、食事やカフェ、温泉などを組み合わせれば、日帰りのおでかけでも満足感のある一日を過ごせます。
2026年の秋は、福島の紅葉を巡ってみよう
福島県には、山の紅葉を楽しめる場所、湖と一緒に眺められる場所、遊歩道を歩きながら楽しめる場所など、さまざまな紅葉スポットがあります。
ドライブが好きなら磐梯吾妻スカイラインや西吾妻スカイバレー。湖や自然散策が好きなら五色沼。ゆっくり写真を撮りながら歩きたいなら観音沼森林公園。浜通り方面から秋の自然を楽しみたいなら、いわきの里鬼ヶ城。その日の気分や、一緒に行く人に合わせて行き先を選んでみるのもいいでしょう。
2026年の秋は、ぜひ福島県へ紅葉を探しに出かけてみてください。その年、その日、その時間にしか見られない景色との出会いが、きっと秋のおでかけを特別なものにしてくれるはずです。
※紅葉の見頃は天候などによって変化します。また、山間部の道路では通行規制や冬期通行止めが行われる場合があります。お出かけの際は、各施設・道路管理者などの最新情報をご確認ください。











