高原・湖・滝・鍾乳洞など、自然の涼しさを感じる夏の過ごし方
「夏は好きだけど、暑すぎるのはちょっと苦手……」
そんな方におすすめしたいのが、避暑を目的にした夏の旅行です。
近年は夏の暑さが厳しく、日中の屋外観光をためらってしまうこともあります。そんなときは、標高の高い場所や水辺、ひんやりとした洞窟など、自然の涼しさを感じられる場所へ出かけてみてはいかがでしょうか。
福島県には、磐梯山や吾妻連峰をはじめとした山々、猪苗代湖や裏磐梯の湖沼群、豊かな水をたたえる滝や渓谷など、夏の避暑にぴったりの自然が豊富にあります。
今回は、「暑いからこそ行きたい」福島県の避暑旅をご紹介します。
標高の高い高原で、爽やかな夏を過ごす
暑い夏にまずおすすめしたいのが、標高の高い山や高原です。
標高が上がるほど気温は低くなるため、平地とは違った爽やかな空気を感じられます。
浄土平で高原の涼しさを満喫

福島市と猪苗代町を結ぶ磐梯吾妻スカイラインの途中にある浄土平は、標高約1,600mに位置する高原です。
周辺には散策路が整備されており、雄大な火山景観や高山植物など、平地ではなかなか見ることのできない自然を楽しめます。
夏のドライブで訪れれば、車の窓を開けたときに感じる爽やかな風も格別。
「暑い場所から少し離れて、自然の中でリフレッシュしたい」という方にぴったりの避暑スポットです。
森林と湖を歩いて楽しむ裏磐梯

福島県を代表する避暑エリアのひとつが、裏磐梯です。
五色沼湖沼群をはじめとする美しい湖沼が点在し、周辺には豊かな森林が広がっています。
五色沼自然探勝路では、木々に囲まれた道を歩きながら、エメラルドグリーンやコバルトブルーなど、さまざまな色の湖沼を見ることができます。
日差しの強い真夏でも、森林の中では木陰や風を感じながら散策できます。
歩いた後は周辺のカフェや飲食店でひと休みするなど、無理のないペースで楽しむのがおすすめです。
湖畔で感じる涼しい風!猪苗代湖

山だけが避暑スポットではありません。
日本で4番目の広さを誇る猪苗代湖では、広大な湖面を眺めながら、開放感のある夏の時間を過ごせます。
湖畔を散策したり、木陰でのんびりしたりするだけでも、普段とは違うリフレッシュができます。
さらに、夏にはSUPやカヌーなどのウォーターアクティビティも楽しめます。
水面から見る景色は、陸上から見る景色とはひと味違います。
「涼むだけではなく、夏らしく遊びたい!」という方には、猪苗代湖でのアクティビティもおすすめです。
滝の水しぶきで、体感温度を下げる

自然の中で涼しさを感じたいなら、滝や渓流も外せません。
木々に囲まれた滝では、周囲の森林による木陰に加えて、水が流れ落ちる際の水しぶきや涼しい風を感じられます。
代表的なスポットのひとつが、猪苗代町にある達沢不動滝です。
豊かな森林の中にある滝は迫力がありながらも美しく、夏の森林散策にもぴったり。
滝までの道中も自然を楽しめるため、目的地だけでなく、そこへ向かう時間そのものを楽しめるのも魅力です。
外が暑いなら、地下へ!あぶくま洞

「とにかく涼しい場所に行きたい!」
そんな方には、田村市にあるあぶくま洞がおすすめです。
鍾乳洞の内部は年間を通して気温が安定しており、夏でもひんやりとした空気を感じられます。
洞内では、長い年月をかけて形成された鍾乳石を見ることができ、ライトアップされた幻想的な景観も楽しめます。
屋外の暑さを避けながら観光できるため、真夏の旅行先としても魅力的。
天候に左右されにくいので、夏の旅行中に雨が降った場合の候補として覚えておくのもおすすめです。
「涼しい時間帯」を選ぶのも避暑旅のコツ
避暑というと「涼しい場所へ行く」ことをイメージしがちですが、暑い時間帯を避けて観光するのもひとつの方法です。
例えば、
朝
高原や湖畔を散策する
↓
昼
鍾乳洞やミュージアムなど屋内施設へ
↓
夕方
湖畔や高原で夕涼み
というように、時間帯によって訪れる場所を変えてみるのもおすすめです。
特に夏の午後は気温が高くなりやすいため、無理に屋外で過ごし続けないことも大切です。
避暑+ご当地グルメで旅をもっと楽しもう
せっかく福島を訪れるなら、涼しい場所を巡るだけでなく、ご当地グルメも楽しみたいところ。
高原のソフトクリームや地元の農産物を使ったスイーツ、湖畔のカフェ、道の駅のご当地グルメなど、旅の途中にはさまざまな楽しみがあります。
「涼しい場所へ行く」ことを目的にしながら、その土地ならではの食や文化にも触れてみましょう。
観光スポットをいくつか詰め込むより、「涼しい場所でゆっくり過ごして、おいしいものを食べる」くらいの旅程にするのも、夏にはおすすめです。
夏の避暑旅は、無理をしないことが大切
自然の中で過ごす避暑旅でも、熱中症には十分注意しましょう。
標高の高い場所でも、日差しが強い場合があります。また、湖畔や滝などの水辺でも、長時間屋外で過ごせば暑さを感じることがあります。
- こまめに水分を補給する
- 帽子や日傘などを活用する
- 休憩をこまめに取る
- 暑い時間帯は屋内施設などで過ごす
- 天候や道路状況を事前に確認する
など、無理のない計画を立てましょう。
特に山間部では天候が変わりやすい場所もあるため、出発前の情報確認も忘れずに。
まとめ|今年の夏は「涼しさ」を目的に福島へ
夏の旅行というと、海水浴や夏祭りなど、暑さを楽しむレジャーを思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、厳しい暑さが続く今だからこそ、「涼しさを求めて旅をする」という楽しみ方もおすすめです。
高原の爽やかな風、森林の木陰、湖畔を渡る風、滝の水しぶき、鍾乳洞のひんやりとした空気。
福島県には、自然が生み出すさまざまな「涼」があります。
今年の夏は、ただ観光スポットを巡るのではなく、「涼しい場所」を目的地にして、ゆったりと福島を旅してみませんか?
暑い夏だからこそ見つけられる、福島の新しい魅力に出会えるかもしれません。










